東アジアにおける公営企業改革

五石敬路編 編

水不足が深刻化されはじめた今日、本書では水道事業における中国・韓国・プノンペン・マニラ・日本での改革の変遷を主に扱いながら、近年登場した民営化論とのかかわりで、公営企業の今後の展開を追究する。(2008.9)

定価 (本体3,800円+税)

ISBN978-4-87791-187-4 C3031

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目次

著者紹介

執筆者紹介

五石敬路 東京市政調査会 主任研究員
序章
上子秋生 自治大学校 副校長
I 日本の地方公営企業制度
柳泰鉉 (Yoo Taehyun) ソウル市立大学地方税研究所 研究委員
II 韓国地方公企業の現況と発展方向
韓載明 (Han Jaemyung) ソウル市立大学地方税研究所 研究員
II 韓国地方公企業の現況と発展方向
敬义嘉 (Jing Yijia) 復旦大学国際関係與公共事務学院
III 中国の公益事業民営化における管理上の問題
木村佳弘 東京市政調査会 研究員
IV 日本における下水道事業の概説とその展開過程下水道財政研究委員会での議論を主な焦点として
李英漢 (Lee Younghan) ソウル市立大学税務学科 教授
V 韓国における地方公企業会計および監査制度の現況と改善方向に関する研究
呂恩静 (Yeo Eunjung) ソウル市立大学地方税研究所 責任研究員
V 韓国における地方公企業会計および監査制度の現況と改善方向に関する研究
陳雲 (Chen Yun) 復旦大学国際関係與公共事務学院 副教授
VI 国有企業改革の光と影―金融、行政、社会保障システム改革との連動
張浩川 (Zhang Haochuan) 復旦大学国際関係與公共事務学院
VII 中国水道産業に関する考察
元允喜 (Won Yunhi) ソウル市立大学税務大学院教授、税務大学院院長、地方税研究所所長
VIII 韓国の上下水道事業の現況と水産業育成5カ年計画
Ek Sonn Chan プノンペン水道局局長
IX 安全な水をプノンペンに
Rosalina Palanca-Tan アテネオ・デ・マニラ大学経済学部准教授
X マニラ首都圏上下水道局(MWSS)の民営化―目標と結果
佐々木一如 日本都市センター研究員
日本における水道事業改革―歴史的変遷からみた課題
奥山 巧 東京市政調査会研究員
日本の水道事業の現状と課題について―末端給水事業の分析を中心として
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