大学と大学観の変貌を分析し、様々な課題に関する議論を通して新しい大学教育像を模索する。大学改革、一般教育、大学間交流、大学の国際化などを、高等教育関係の法規、省令、臨教審報告等を参照しながら論ずる。 (1989.7)
「大学教育の改善」を巡って、大学教育とは何かという本質論、如何に変えるか、その具体的な試案や試行、その結果についての議論を展開してゆく。「改革の前夜」、「改革への苦悩」、「改革の萌芽」という構成をとる。 (1995.7)
中村春二「伝統的規範意識から近代的責任主体形成への道程」、野口授太郎「自由教育と知天の構造」、守屋東「矯風会運動から肢体不自由児教育へ」、手塚縫蔵・赤羽王郎・小原福治「自由教育と人格主義」を跡づけ教育の原点を探る。 (1990.4)
第1部、社会学的「高等教育論」では、高等教育の現代的機能や短期大学教育の理念と役割を論述し、第2部、短期大学生の意識と行動では、短期大学生の職業意識、結婚観・家庭像などが描かれる。 (1991.2)
一般教育課程の解体化という時代のうねりの中で、本書は短期大学が持つ教育特性を確認しつつ、地域福祉論、地方自治論などを通して「一般教育課程の理念と目標」及び「短期大学教育の存在意義」を今改めて世に問う。 (2000.5)
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