Poena Extraordinariaと呼ばれる刑事法上の概念が刑事法の啓蒙主義的改革において果たした役割と意義について、カルプツォフの刑事法理論を取り上げつつ、仮説を提示し刑事法近代化前夜に光りを当てる。 (2006.3)
19ないし20世紀初頭の多元的国家論の源流となったギールケの団体思想、政治思想の解明をとおして、現代国際政治・国内政治において動揺する政治システムに一石を投ずる。 (2007.12)
東南アジア歴訪、日印提携、日中関係、レバノン危機とアラブ・アフリカ外交そして訪欧、在日朝鮮人の「北送」など岸政権の軌跡の政治的深奥を見極めつつ日本の「アジアとの真の和解」を模索する。 (2008.11)
国際関係論における英国学派の確立者としてのワイトをグローバル研究者として位置づけ、英国学派も国際法史もより広義のグローバル・ヒストリーの内部に包摂されると論ずる。(2020.1)
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