前巻第5巻刊行から6年の歳月をかけてここに第6巻が刊行される。国際司法裁判所の判決および勧告的意見は戦後国際法学の理論的・実践的に熟成されてきており、国際法学を学ぶ上で不可欠の存在になってきている。(2024.11.1)
定価 (本体9,000円 + 税)
978-4-87791-330-4 C3032 619頁
ロシアのウクライナ侵略、イスラエルによるパレスチナ・ガザへの大規模攻撃、注目される国連。「法の支配」の貫徹に向けて国連・国際社会・各国の「法の支配」の角度から考察する。(2024.6.1)
定価 (本体3,200円 + 税)
978-4-87791-329-8 C3032 313頁
一橋大学法学研究科と中国人民大学刑事法律科学研究中心、中国刑事訴訟法研究会は、日中刑事訴訟法国際シンポジウムを毎年開催し、本書は2022年度開催の「刑事手続における検察の権限」を土台にしており、刑事司法実務の改革に一石を投ずる。(2024.3.10)
定価 (本体6,000円 + 税)
978-4-87791-328-1 C3032 331頁
さまざまな課題をかかえている現代社会において生きていくうえで必要な法学および国際関係学の基本的な教養を身につけることを意図して本書は刊行される。(2024.2.20)
定価 (本体2,800円 + 税)
978-4-87791-327-4 C3032 327頁
90年代のフジモリ政権期を経た21世紀のぺルー政治をその根幹である国家-社会関係、地方分権化という2つに焦点をあて分析し、今後のゆくえを展望する。(2024.2.20)
定価 (本体3,500円 + 税)
978-4-87791-326-7 C3031 229頁
本書は次の3部構成をとる。第1部「陸」と「海」の文化遺産の相克、第2部海洋管理における地域伝統と西洋法観念との相克、第3部国際的海洋管理の最前線。(2024.1.1)
定価 (本体3,600円 + 税)
978-4-87791-325-0 C3032 241頁
近代東アジア史をたどるとき、日本軍国主義による中国侵略は「日本人民には罪はない」と言えるのか。日本国民大衆自身に「責任」があり、その観念が希薄であることがシャンハイ・イメージの残像に反映されている。(2023.10.1)
定価 (本体6,000円 + 税)
978-4-87791-324-3 C3031 403頁
OSCEはなぜロシアのウクライナ侵略を阻止し得なかったのか。いま国連自体の法的・政治的実態を検証し、国際機構、地域機構との関係性および役割について多様な視点から考察する必要がある。(2023.6.20)
定価 (本体3,200円 + 税)
978-4-87791-323-6 C3032 233頁
経済主体別の金融行動を経済と関連付けるべく、国民経済計算(SNA)の区分けを援用して様々な経済主体について説明する。さらに最新の金融政策や規制、機能別の金融行動も解説し、日本の金融の鳥瞰図を示す。(2023.6.20)
定価 (本体3,200円 + 税)
978-4-87791-322-9 C2033 213頁
移民・難民など越境者が受入国で生み出す社会的結びつきと相互の差異を通して、故郷と帰属をめぐる重層性の課題を追究し、「個をめぐる生の物語」をたどり「人間存在」を浮き彫りにする。(2023.4.10)
定価 (本体3,500円 + 税)
978-4-87791-320-5 C320 341頁
中央ユーラシアのテュルク系ムスリムに焦点をあて、女性・結婚・家庭を分析し共通の現象を動態的に探るための考察材料を提供する。歴史から現在をみることを試みる。(2023.4.7)
定価 (本体3,500円 + 税)
978-4-87791-321-2 C3031 289頁
途上国の持つ資源の取り込みによって行われる開発業務の現地化政策は、国際機構としてのUNDPと途上国との接点を拡大させ、UNDPのガバナンスを変容させる。チリ、アルゼンチン、グァテマラでの活動を通して探る。(2023.3.20)
定価 (本体4,500円 + 税)
978-4-87791-319-9 C3032 279頁
混迷する世界情勢のなかで果たすべき役割の多い中国。その中国の迷走を止め、中国社会を正道に復帰させるための力作である。(2022.9.20)
定価 (本体2,000円 + 税)
978-4-87791-318-2 C3031 201頁
2022年2月下旬に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、武力不行使や紛争の平和的解決といった国際社会の基本原則に深刻な影響を与えている。人権を保障する国際的な取組みが急務である。(2022.6.30)
定価 (本体3,200円 + 税)
978-4-87791-317-5 C3032 259頁
有害廃棄物の越境移動を規制するバーゼル条約は、環境と貿易という異なる目的の制度間関係の狭間で政治的対立が避けられなかった。本書は、国際社会がこのような課題に向き合う中で、政策アイディアを議論、共有し、ガヴァナンスという開かれた制度態様を展望しうるようになっていく政治的動態を描き出す。(2022.6.1)
定価 (本体5,400円 + 税)
978-4-87791-316-8 C3031 359頁
「法の手引書/マニュアル」は裁判実務や訴訟、教育での利用をはじめ歴史的、文化的に多様な形式を持つ。現代では政策遂行上の機能やメディアの言説の立法への作用などが本書によって示された。今後の議論の発展が望まれる。(2022.3.31)
定価 (本体3,600円 + 税)
978-4-87791-314-4 C3032 297頁
19世紀末以降のアメリカ的行動原理が東アジアにおける国際政治舞台で台頭し、ドッジ・ラインの実施により、1950年代までには日本における戦後医療保険医療制度の外枠が定まったことを実証する。(2022.2.20)
定価 (本体3,800円 + 税)
978-4-87791-315-1 C3031 297頁
世界を席巻している新型コロナウイルスは経済格差や人権侵害などを浮き彫りにし、今こそ「持続可能な開発目標SDGs」の実現が求められている。国連をはじめとした多種多様なアクターの連携が試されている。(2021.6.19)
定価 (本体3,200円 + 税)
978-4-87791-313-7 C3032 269頁
30年を経過しようとしているソビエト社会主義共和国連邦からロシア連邦への体制転換過程を、社会階層構造の変化を通して社会の体制転換という視点から政治経済学的に分析する。(2021.3.31)
定価 (本体4,200円 + 税)
978-4-87791-312-0 C3031 227頁
「保護する責任」概念をめぐる議論と実践を同時代史的に追跡・分析し、国際立憲主義と国際機能主義が交錯する冷戦終結後の国際秩序論の展開を思想的に読み解く。国際政治思想研究の新たな可能性を開く、野心的な一書。「第1回東京大学而立賞」受賞作品。(2021.3.31)
定価 (本体5,400円 + 税)
978-4-87791-311-3 C3031 381頁
「制水権」概念を導入し、軍による制水権をアメリカ軍および旧日本軍の事例から分析し、水が世界的に軍事資源化することによって、市民による平和的な水管理が縮小しうることを警鐘する。(2021.3.31)
定価 (本体4,200円 + 税)
978-4-87791-310-6 C3031 289頁
国内社会のグローバル化により、流動化、多元化する政治社会の統合をはかる社会ガバナンスの特徴と問題性を明らかにし、党・国家主導の中国型の国民国家建設、それと表裏一体をなす権威主義体制の行方を考察する。(2021.3.20)
定価 (本体4,200円 + 税)
978-4-87791-309-0 C3031 319頁
20世紀のアジア太平洋戦争と収容所をテーマとする。戦時下中国奥地に成立した重慶政権による捕虜政策の推進者、日本人、ドイツ人、イタリア人を含む被収容者、国際救済機関の動向を検証し、人間の命と尊厳を21世紀の今日考究する。(2021.2.28)
定価 (本体3,500円 + 税)
978-4-87791-308-3 C3031 261頁
書評: ローカルヒストリーと世界史その相互関係の検証に取り組んだ労作
吉田裕 / 一橋大学名誉教授・日本近現代史
週刊読書人2021年5月14日号内海愛子『日本軍の捕虜政策』(青木書店、二〇〇五年)などの研究によって、日中戦争期、アジア・太平洋戦争期の日本軍の捕虜政策、日本軍の捕虜収容所の苛酷な実態が明らかにされつつある。また、捕虜となった日本人についても、秦郁彦『日本人捕虜(上)(下)』(原書房、一九九八年)などの貴重な研究成果がある。本書は、中国国民政府の支配地域にあった様々な収容所に関する詳細な研究であり、従来の研究をさらに発展させるものとなっている。中国の収容所に抑留されていたのは、日本人捕虜、日本人官吏・居留民などの民間人、「敵国人」であるドイツ、イタリアの一般市民・宣教師などだが、本書が分析の対象としているのは、主として次の三つである。一つは、国民政府の捕虜や民間人抑留者に対する政策の歴史的変遷である。二つ目は、収容所の実態である。そして、三つ目には、抑留者の保護や支援に取り組んでいたYMCA国際戦俘福利会、赤十字国際委員会などの国際救済機関の活動である。中国政府の政策に関しては、国際法に準拠した「捕虜優待政策」が大枠では維持されたものの、深刻な逸脱行為があったことが明らかにされている。三民主義イデオロギーによる捕虜に対する教化活動、軍事情報提供の強要、収容所関係者による食糧や医薬品の「ピンハネ」、その結果としての抑留者の待遇の悪化などである。日本人捕虜の死亡率がかなり高いことも、私は本書で初めて知った。また、日本の敗戦前後の時期には、国共内戦に日本人捕虜を動員しようとする政策もとられた。
収容所に抑留されていた人々に関しては、何よりもその多様さに驚かされる。日本人捕虜と言っても、その中には朝鮮人、台湾人、そして中国側の分類だが「琉球人」が含まれている。狭義の日本人捕虜に関しては、「反戦同盟」などに参加した将兵のことが注目されがちだが、本書では「反戦同盟」に反発した将兵、同調しなかった将兵にも丁寧に目配りがされている。また、「敵国人」抑留者とは別に、中国に長く滞在していた「敵国籍」の宣教師が存在する。彼らは公的資金の援助がない、非正規の集中営で自弁の抑留生活を送っていた。さらに、本書で初めて知ることができたのは、中央アジアから中国領に入り中国政府によって逮捕・抑留されたヨーロッパ系の人々の存在である。ソ連からの亡命者・移民・流民などを中心にした多様な抑留者だが、まさに「周縁地域のポリティクス」を象徴する存在である。国際救済機関に関しては、本書の分析から明らかなように、その記録が収容所の実態を知るうえで極めて大きな意味を持っている。同時に、国際救済機関は、中国奥地の収容所と国際社会を結ぶ媒体でもあった。救済機関の援助も受けて日本人捕虜が発行していた雑誌、『HOPE(希望)』が、国際社会へ中国側のメッセージを発し続けていた事実は、そのことをよく示している。本書の問題意識について著者は、「ローカルヒストリーと世界史との相互関係の検証」と説明しているが、まさにそうした課題に正面から取り組んだ労作だと言えよう。なお、中国軍の捕虜となったのち、アメリカに移送された海軍大佐・沖野亦男に対する尋問に関しては、中田整一『トレイシー 日本兵捕虜秘密尋問所』(講談社、二〇一〇年)が参照されるべきだろう。(よしだ・ゆたか=一橋大学名誉教授・日本近現代史)
★きし・としひこ=京都大学東南アジア地域研究研究所教授・二〇世紀東アジア史、表象・メディア研究。著書に『日中海底ケーブルの戦後史』『満洲国のビジュアル・メディア』など。
非対称的な暴力の下で、政治文化をも含む他国の生活に対する、部外者による大掛かりな干渉が法的にも倫理的にも正当化され得るのか。戦争と占領をめぐる「法についての文化」「法にあらわれた文化」の観点から多角的に検証する。(2021.1.1)
定価 (本体3,600円 + 税)
978-4-87791-307-6 C3032 250頁
1987年、韓国の民主化を定めた「6・29宣言」は社会経済的不平等を残したまま「民主主義のルール」を設定したため、韓国民衆は「民主化」以降もさらなる不利益を被ることになった。果たして「6・29宣言」には、いかなる政治的背景が潜んでいるのか。(2020.11.10)
定価 (本体4,500円 + 税)
978-4-87791-306-9 C3031 311頁
国際機構論における「総合編」に続く第2巻に当たる本書[活動編]では安全保障、軍縮、人権、開発協力、経済、環境、文化、交通通信など各分野の活動を取り上げ国際機構の今日的役割を明らかにする。(2020.7.15)
定価 (本体3,200円 + 税)
978-4-87791-305-2 C3032
『国連研究』第21号は「国連と大国政治」を特集テーマに据えた。国連創設75周年の節目にあたる本年に、国連と大国政治との関係ついて改めて問う論考が揃った。(2020.6.13)
定価 (本体3,200円 + 税)
978-4-87791-304-5 C3032 245頁
国際法によるテロリズム規制枠組みとしてのテロリズム防止関連諸条約に注目し、裁判管轄権規定の成立過程を描き出すことにより、国際テロリズムの処罰の法構造がどのように形成されてきたかを明らかにする。(2020.4.7)
定価 (本体6,200円 + 税)
978-4-87791-303-8 C3032 415頁
国際関係論における英国学派の確立者としてのワイトをグローバル研究者として位置づけ、英国学派も国際法史もより広義のグローバル・ヒストリーの内部に包摂されると論ずる。(2020.1.20)
定価 (本体4,200円 + 税)
978-4-87791-302-1 C3032 260頁
利用者の視点から法的手段を考えることで、本書の各章からは紛争を解決するための種類・手段・選択する人々の姿が浮かび上がってくる。同時に「文化」の枠組みで法・紛争を捉える試みと議論が展開される。(2019.11.1)
定価 (本体3,600円 + 税)
978-4-87791-300-7 C3032 301頁
被害者と加害者がその過去といかに折り合いをつけるか、この課題に戦後日華・日台間で蓄積されてきた経験は一般的な歴史和解の模範となることはできなくとも、興味深い事例となっている。(2019.11.1)
定価 (本体6,400円 + 税)
978-4-87791-301-4 C3031 405頁
世界人権宣言の法的側面からの議論を通して世界人権宣言の現代社会における意義および役割を考える。21世紀国際社会における人類の行方をみる上で個人の尊厳を今こそわたしたちが真摯に問う時だ。(2019.8.20)
定価 (本体1,200円 + 税)
978-4-87791-298-7 C3032 169頁
2015年に2030開発アジェンダが、2016年には平和への権利国連宣言が採択された。自然環境の持続が確認され、権利としての平和が国連の重要課題として浮上してきた。(2019.7.10)
定価 (本体3,200円 + 税)
978-4-87791-299-4 C3032 299頁
民法という法律を知りたいと希望する人たちにこの法律の基本的知識を提供する。初めて民法を学ぶ人たちのための入門書。民法が日常生活においてどのように運用され、機能しているのか事例を示して解説する。(2019.3.31)
定価 (本体3,200円 + 税)
978-4-87791-297-0 C1032 291頁
「全ての人への医療」という高い目標を掲げているが、フィリピンの深い歴史を受け継いだ政治と行政構造のもとでは、医療サービスの受診システムの整備さえ困難であった。(2019.3.20)
定価 (本体4,600円 + 税)
978-4-87791-295-6 C3031 287頁
サハリン残留日本人とはいかなる経験をした人々なのか。境界変動は住民にいかなる影響を与えるのか。外交文書、市民団体資料、聞き取り調査を基に〈国境と国民の時代〉を住民の視点から再考する。(2019.2.28)
定価 (本体3,500円 + 税)
978-4-87791-296-3 C3031 389頁
監獄改良論における思想的基盤、清朝時代の裁判と刑罰、近世・近代刑事法改革での量刑論・罪刑均衡論、刑罰文化を踏まえたスウェーデンにおける刑法理論など刑罰をめぐる法文化をみる。(2018.10.1)
定価 (本体3,600円 + 税)
978-4-87791-293-2 C3032 263頁
地球共同体の価値・利益」を保護する法の発展という現象に着目し、国際法の履行確保に関し国際機構論などの先行研究に依拠しつつ、各分野の「課題の所在」を確認し、「地球共同体の国際法」の可能性を追う。(2018.9.20)
定価 (本体2,000円 + 税)
978-4-87791-294-9 C1032 193頁
本書ではSDGs実現に向けて世界各地で政府のみならず草の根にいたるさまざまなレベルでの取組みが紹介されており、国連大学の修了生たちの活動が生き生きと語られている。(2018.9.2)
定価 (本体2,000円 + 税)
978-4-87791-292-5 C3032 219頁
ラテンアメリカが抱える「構造的問題」としての“所得格差論”を前提として、その歴史的起源、グローバル化、社会政策を再検討し、政府と市民社会との連携・創造的発展を模索する。(2018.8.1)
定価 (本体3,500円 + 税)
978-4-87791-291-8 C3031 257頁
現代中国を歴史的な視点から原理的・構造的に問い返し、中国における基層社会の百姓をはじめとする民の「自治」に応えるための「法治」。この「自治」「法治」の多元的取り組みを追究する。(2018.8.1)
定価 (本体4,600円 + 税)
978-4-87791-290-1 C3031 389頁
グローバル難民危機、移民への対処は、世界の重要課題である。難民の保護・支援の枠組み、難民キャンプ収容政策、あるいは教育分野での高等教育はどのように対応していくのか。難題が山積している。(2018.6.30)
定価 (本体3,200円 + 税)
978-4-87791-289-5 C3032 305頁
国際政治理論・中国政治論・東アジア国際政治史の角度から、中国の「大国外交」に内在する論理および外交政策の基盤となる内政上の諸課題、東アジアの大国の興亡の歴史的教訓を明らかにしようと試みる。(2018.4.15)
定価 (本体3,500円 + 税)
978-4-87791-288-8 C3031 323頁
政党政治の力学を創造することが民主主義体制を発展させ、ポピュリズム勢力の台頭を抑制する道を拓くことに繋がる。本叢書は学問的営為の軌跡を記し21世紀世界のありようを追究する。(2018.4.2)
定価 (本体3,500円 + 税)
978-4-87791-287-1 C303 297頁
1999年刊行を開始し、いまや国際法研究者必読の書として親しまれている。第5巻は2011-16年までの国際司法裁判所の判決および勧告的意見を取上げ、事件概要・事実・判決・研究を紹介する。(2018.1.1)
定価 (本体6,000円 + 税)
978-4-87791-286-4 C3032 539頁
「身分」をいま法学において問い直すことは重要である。民法における「親族・相続」、刑法の「身分犯」、憲法における「国家」と「社会」の分離の問題など課題は多い。(2017.12.10)
定価 (本体3,600円 + 税)
978-4-87791-285-7 C3032 200頁
国際的な社会保障の枠組みの不在・不備を補うために国境を越えて移動先を自ら選び取り日常を生きる移動者・移民の実態を中国朝鮮族のトランスナショナルな移動と生活を通して追究する。(2017.9.20)
定価 (本体3,400円 + 税)
978-4-87791-284-0 C3031
米トランプ政権が多国間主義の撤退の動きを強めるなか、諸問題に多くの国がともに解決を目指す多国間主義、国連の活動に日本はどう向き合うのか。若手研究者が歴史的課題に果敢に挑戦する。(2017.7.8)
定価 (本体3,200円 + 税)
978-4-87791-283-3 C3032 323頁
激しく変動する中華世界において、人々はアイデンティティをどのように形成しているのだろうか。学校、家庭、コミュニティ、サイバー空間における教育の理念と実践を、歴史と現在を見据えて分析する。(2017.3.17)
定価 (本体4,800円 + 税)
978-4-87791-282-6 C3031
中国の教科書に日本がどのように描かれてきたのかを、年代別に分析。中国の知識人による共産党の「正しい歴史観」から脱却するための努力が、教科書の対日記述をどう変化させたのかを検証する。(2017.3.17)
定価 (本体3,800円 + 税)
978-4-87791-280-2 C3031
現在進行中のSDGs(持続可能な開発目標)の前提としてのMDGs(ミレニア開発目標)における「人間開発」という人類の包括的核心をなす作業をEUの積極的関わりを通して追求した本書は人類に大きな示唆を与える。(2017.3.10)
定価 (本体6,400円 + 税)
978-4-87791-281-9 C3031 488頁
古代ローマから現代に至る長く豊かな法文化の伝統を持っているイタリアにおける憲法とEU法、国際条約、欧州人権条約法との関係をそれぞれ時系列に沿って追い基本権保障の視点から総合的に考察した。(2016.11.20)
定価 (本体4,600円 + 税)
978-4-87791-278-9 C3032
国際法の側面、立法の基礎理論の提供、かつ「世界道徳」を内在させる自然法に関し、啓蒙期自然法論とボワソナードの法思想が異なるという通説を近世自然法論における二重売りの問題を通して検証する。(2016.9.20)
定価 (本体6,400円 + 税)
978-4-87791-277-2 C3032
現代における貨幣制度は経済におけるグローバル化がすすみ、国家とコミュニティーの関係が貨幣制度を介して再考される。本書では貨幣と通貨の構造を理論面、制度面から究明する。(2016.9.20)
定価 (本体3,600円 + 税)
978-4-87791-275-8 C3032
1999年刊行を開始し、いまや国際法研究者必読の書として親しまれている。第4巻は2005-2010年までの国際司法裁判所の判決および勧告的意見を取上げ、事件概要・事実・判決・研究を紹介する(2016.8.1)
定価 (本体6,000円 + 税)
978-4-87791-276-5 C3032 533頁
創設70周年を迎えた国連は新旧さまざまな課題を抱えている。本号では国連の「歩み」を振り返り、成果を確認するとともに、現在の「課題」と今後の「展望」を考える。(2016.6.20)
定価 (本体3,200円 + 税)
978-4-87791-274-1 C3032 329頁
中国模式論争の問題群の検討を踏まえ、「国家と市民社会」「市場経済と格差」「共振する中国と国際社会」の各テーマを通して中国の現実に内在的視点から接近し、独自性と普遍性の間で揺れる中国式発展の行方を考える。(2016.3.30)
定価 (本体3,800円 + 税)
978-4-87791-273-4 C3031 391頁
公法学・私法学・刑法学・経済法/社会法、それぞれの学問分野を可能な限り取り上げ、戦時期における法学者の格闘と、その営為としての「戦時法学」の実態に迫り、21世紀の法および法学研究の羅針盤の発見を見通す作業の書である。(2016.3.20)
定価 (本体5,600円 + 税)
978-4-87791-272-7 C3032 415頁
ドイツのエネルギー政策の転換を生み出すに至る第二次世界大戦後の政治的・経済的・法制的・社会的プロセスを分析し、再生可能エネルギーの供給体制確保を中心に、将来エネルギーの全体像を明らかにする。(2015.11.20)
定価 (本体4,600円 + 税)
978-4-87791-266-6 C3031 424頁
国際機構の多様性と多面性を知る「総合編」、「活動編」、「資料編」の3冊本の第1弾。「総合編」としての本書は、歴史的形成と発展、国際機構と国家の関係、国際機構の内部構成、国際機構の使命など第一線で活躍している専門家が詳説。(2015.10.10)
定価 (本体2,800円 + 税)
978-4-87791-271-0 C1032 311頁
文明論的論争・歴史認識など、歴史と現在について具体的知恵が創出されてくる具体的事例から学びつつ、グローバル・ヒストリーとしての現在・未来への鍵を見出し、北東アジアの今後の協力・発展の道をさぐる。(2015.8.10)
定価 (本体3,800円 + 税)
978-4-87791-268-0 C3031 299頁
グローバル化した世界状況にあって普遍性を追究する立場から、「朝鮮半島問題」としての韓国・北朝鮮における秩序構想・統一・民族主義を論じ、竹島/独島問題を通して課題解決への展望を模索する。(2015.7.20)
定価 (本体4,600円 + 税)
978-4-87791-270-3 C3031 267頁
ジェンダーを巡る諸課題に対し、国連での議論や国際社会の動向を考察した特集号。人権、安全保障、貿易自由化といったテーマをジェンダーの視点から捉えた特集論文6本のほか、国連研究にかかわる独立論文と政策レビューなどを収録。(2015.6.6)
定価 (本体3,200円 + 税)
978-4-87791-269-7 C3032 301頁
『国際私法』と題する本書は、国際私法を広義に解して、国際民事関係の事案に対する国際私法による処理について、その解釈の方法論の現在の法状態を概観する。本書によってその法的センスを養成することができるであろう。(2015.3.1)
定価 (本体2,800円 + 税)
978-4-87791-265-9 C3032 277頁
現代世界の問題群・存在論的課題の解明に向けて「螺旋的戦略」を提起する。技術官僚的パラダイム偏向を正し、形式論理学を超えた真理を求めるパラダイム間の対話、声なき声を聞きここに新しいフロンティアを拓く。(2015.1.26)
定価 (本体2,500円 + 税)
978-4-87791-264-2 C1031 386頁
日本は明治初期のマリア・ルース号事件から近年の南極海捕鯨事件まで、種々の国際紛争に巻き込まれ国際裁判の当事国となった。本書は国際裁判について過去の歴史を踏まえるとともに、アップツーデートな内容で充実させることを意図した。(2014.12.1)
定価 (本体2,800円 + 税)
978-4-87791-263-5 C1032 325頁
災害対応に当たって公的制度のみならず、歴史における災害、災害と民事法、災害と司法制度、国際的文脈での災害などさまざまな角度からの法的研究である。(2014.11.20)
定価 (本体3,600円 + 税)
978-4-87791-262-8 C3032 223頁
「環境・開発」と「平和」を「未来共生」の観点から現在、地球上に存在する重大な課題を統合的に捉え、未来へバトンタッチするため人類と地球環境の持続可能性を総合的に探究する。(2014.10.20)
定価 (本体2,000円 + 税)
978-4-87791-261-1 C3036 153頁
中国のモンゴル族、回族、朝鮮族、カザフ族、土族など少数民族の家族における民族文化の継承あるいは断絶といった実態を教育学の視点から実証的に検証した。アンケート調査、口述史をもとにした調査・研究である。(2014.7.10)
定価 (本体2,800円 + 税)
978-4-87791-259-8 C3036 285頁
国際社会の平和をめざす欧州安全保障協力機構・少数民族高等弁務官(HCNM)の成立に至る議論の変化、すなわちナショナル・マイノリティに関する規範意識自体の変容をさまざまな論争を通して追究する。(2014.7.1)
定価 (本体5,600円 + 税)
978-4-87791-258-1 C3031 315頁
公共圏、金融、環境、安全保障の分野における「グローバル・コモンズ」をその概念とともにさまざまな角度から分析し、その維持・発展のために国連をはじめとした国際機関の果たす役割および課題の方向を追究する。(2014.6.28)
定価 (本体3,200円 + 税)
978-4-87791-260-4 C3032 315頁
経済交流の発展による地域経済の活性化を目指して北朝鮮江原道元山市と友好都市協定を結び、地方間国際交流に取り組んできた鳥取県境港市における国際政策は、国家間対立を乗り越えるひとつの道筋とその方向性を示唆している。(2014.5.20)
定価 (本体4,800円 + 税)
978-4-87791-256-7 C3031 199頁
〈中国〉は未だ揺らいだ表象である。21世紀においてこの〈中国〉という名辞がどのようなイメージに変容していくのか、その帰趨がグローバル・ポリティクスに少なからぬ影響を及ぼす。本書では、その〈中国〉の視覚資料・非文字資料への分析・批判理論構築の必要性を追究する。(2014.4.20)
定価 (本体3,200円 + 税)
978-4-87791-257-4 C3031 245頁
市場制度・多重所有制への転換による高度成長によって、経済制度・政策、社会組織、政治体制はどのような変化をし、そうした政策・制度の新展開をどう評価すればよいのか。本書はその本質に迫る。(2014.2.1)
定価 (本体4,800円 + 税)
978-4-87791-255-0 C3033 467頁
人間の安全保障概念の国際法に与える影響をベースに、平和構築、自然災害、教育開発の視点から、市民社会を形成していく人間そのものに焦点を当てた人材育成の必要性を論ずる。(2013.11.18)
定価 (本体2,000円 + 税)
978-4-87791-254-3 C3031 133頁
エリートと大衆、都市と農村の断層などを抱えながら、中国は劇的変化を続けている。本書ではさまざまな専門領域・問題意識から集団の変化の実態を明らかにしながら、社会の側から国家・社会関係の変容を考察する。(2013.10.1)
定価 (本体2,800円 + 税)
978-4-87791-253-6 C3031 255頁
近世、近代から現代にかけての世界の歴史を、こんにち、グローバルな転換期を迎えている世界の思想的な挑戦と捉え、日本、中国の哲学研究者が総力をあげて応える手がかりを見出す試みである。(2013.10.1)
定価 (本体6,000円 + 税)
978-4-87791-249-9 C1031 427頁
国連が集団安全保障の主な手段として用いてきた「非軍事的措置」、とりわけ経済制裁は、どのような戦略のもとに発動されてきたのか、そしてそこにモラルはあったのか――その過程を政策的、倫理的側面から考察する。(2013.9.1)
定価 (本体5,600円 + 税)
978-4-87791-252-9 C3031 319頁
三陸復興国立公園の活かし方、生態適応の課題、地域資源経営、海と田んぼからのグリーン復興プロジェクトなど、創造的復興を目指した提言を展開する。(2013.8.1)
定価 (本体2,000円 + 税)
978-4-87791-248-2 C1036 192頁
新エネルギー問題を共通テーマに、日本は原発問題から自然エネルギーへの模索を、韓国は温暖化防止の観点から、中国は産業化に伴う環境問題に焦点を当てソフトエネルギーへの転換を論ずる。(2013.7.20)
定価 (本体3,200円 + 税)
978-4-87791-251-2 C3033 233頁
国連ならびに国連と接点を有する領域における「法の支配」の創造、執行、監視などの諸活動に関する過去と現在を検証し、「法の支配」が国際機構において持つ現代的意味とその未来を探る学際的研究が編まれている。(2013.7.1)
定価 (本体3,200円 + 税)
978-4-87791-250-5 C3032 281頁
相対的な弱者は、同盟離脱を示唆することで大国に影響力を行使できる。その鍵となるのは大国に「失う不安」を与える自らの不安定な立場である――3度のベルリン危機をめぐる米独関係を事例として、これを検証する。(2013.5.20)
定価 (本体5,600円 + 税)
978-4-87791-245-1 C3031 261頁
テーマの「加害/被害」の関係がなぜスラッシュなのか。公害事件など関係の逆転現象さえあるように見える事態がある。いま法的な責任の所在について足場を固める必要性を説く。(2013.5.1)
定価 (本体3,600円 + 税)
978-4-87791-247-5 C3032 215頁
日本・中国・韓国・台湾などの事例研究を通して、国家の枠内における市民社会形成と国家を超えた北東アジアにおけるトランスナショナルな市民社会との相互作用を検討し、「アジア市民社会論」を展開する。(2013.5.1)
定価 (本体2,800円 + 税)
978-4-87791-246-8 C1031 233頁
16世紀から17世紀初頭にかけ成立した英米法「約因論」と中世からの大陸法「契約的カウサ理論」の両者が深い部分で複雑に絡み合っている姿を「歴史的比較法」の試みを通じて追求した。(2013.3.22)
定価 (本体5,200円 + 税)
978-4-87791-244-4 C3032 261頁
国家とは異なるアクターとしての民際活動が持つ力、地域社会におけるNPO・NGO、自治体、大学、ソーシャルベンチャー、家族といったアクター間の協力関係を作り出すための問題点と可能性を追求する。(2013.3.2)
定価 (本体3,200円 + 税)
978-4-87791-243-7 C1036 261頁
法の発生史をたどるとき、法規範の発生そのものに宗教的心性がかかわっていた可能性を思い描きながら、イングランド中世の農村および市場町の慣習と法を通しての共同体および宗教的心性を探る。(2013.2.11)
定価 (本体5,600円 + 税)
978-4-87791-242-0 C3032 357頁
賄賂に関する「罪と罰」を科す中国、日本、アメリカの比較を通して、それぞれの国家・社会の本質を追究する筆致は迫力がある。それは「権力社会」であり、「文化社会」あるいは、「法律社会」と筆者は規定する。(2013.1.20)
定価 (本体2,000円 + 税)
978-4-87791-241-3 C1032 157頁
生態系が持っている多機能性・回復力とともに、異常気象、東日本大震災・福島原発事故など災害リスクを踏まえ、グローバル経済の進展をも考慮しつつ自然共生社会の方向性を考える。(2012.12.20)
定価 (本体2,000円 + 税)
978-4-87791-240-6 C1036 203頁
武力不行使原則の妥当基盤の変容、同原則の解釈、いわゆる人道的介入に関する「違法だが正当」言説、「保護する責任」論などの分析を通して、人道目的の武力行使概念の精緻化を追求する。(2012.11.20)
定価 (本体4,600円 + 税)
978-4-87791-239-0 C3032 293頁
北東アジアという表現は「地域」に表出される世界史的課題を改めて捉え直そうとする知的作業である。その上で北東アジアの現実的課題を浮き彫りにするきわめて現代的作業なのである。(2012.11.1)
定価 (本体4,600円 + 税)
978-4-87791-238-3 C3031 395頁
難民保護の国際規範の形成・拡大とりわけOSCEおよびUNHCRの協力、EUの難民庇護レジームの形成・発展を跡付け、難民保護の営為が政府なき世界政治における秩序形成の一環であることを示唆する。(2012.10.29)
定価 (本体5,600円 + 税)
978-4-87791-236-9 C3031 ¥5600E 405頁
東アジアにおける近代的国際秩序を問い直し、中国の市場主義の奔流・日本の高度成長の挫折、この現実から議論を掘り起こし「共同体」を展望しつつ、日中それぞれの課題解決のための議論がリアルに展開される。(2012.10.1)
定価 (本体3,400円 + 税)
978-4-87791-237-6 C3031 321頁
自然主義的な態度が横行する国際関係論、横領行為や悪用に対抗する意志を持たない「人間の安全保障」、自己を相対化するアイロニーの視点を欠いた、日本に生きる私たち…。表象分析は、以上のことを明らかにする。特定の表象や学術的言説が現行の権力関係や支配的な実践系を正当化し、常態化している姿を白日の下にさらすこと。本書のねらいは、これに他ならない。(2012.9.20)
定価 (本体5,000円 + 税)
978-4-87791-235-2 C3021
不確実性による知財イノベーションとリスクによる市場戦略イノベーションでは、革新を誘引し起動するメカニズムが異なる。メカニズムの形成因子を産業ごとに策定し、知的財産権を含む事業活動の独禁法違反判断過程・規準として適用する。(2012.9.20)
定価 (本体8,000円 + 税)
978-4-87791-233-8 C3032
変容する社会、国家を背景に見据えつつ、「夫婦」の法文化を法哲学・法制史学・比較法学・法実務などの多元的な学際的アプローチによって意欲的に探究する。(2012.8.20)
定価 (本体3,600円 + 税)
978-4-87791-234-5 C3032 333頁
内外の安全保障、国内の開発を射程に入れた紛争後国家再生の平和支援活動の工程表を展望した「治安部門改革」における理論と実践の矛盾を率直に語り、鋭い問題提起をおこないつつ平和構築を追求した。(2012.8.1)
定価 (本体2,800円 + 税)
978-4-87791-231-4 C3031 255頁
本号は、日本の国連加盟55周年を迎えて、「日本と国連」の関係を捉えなおすことを目的として編まれた。さまざまな領域から独自の立場をもつ研究者と実務家が、多元的視点に立って議論する国連研究の場となっている。(2012.6.18)
定価 (本体3,200円 + 税)
978-4-87791-230-7 C3032 301頁
東アジア共同体を遠望することはできるのか。方法論的理論の探求、定量研究、事例研究をとおして地域形成と地域主義がどのような関係をもつのか、地域協力によって積み上げられてきたこの地域の国際関係論を探求する。(2012.5.25)
定価 (本体5,400円 + 税)
978-4-87791-227-7 C3031 449頁
世界各地では絶えず紛争が発生している。紛争後における平和構築・民主主義の実現の道筋を、敵対関係の変化・国際社会の介入などの分析をとおして司法制度・治安制度・政治・選挙制度といった角度から探究する。(2012.5.20)
定価 (本体4,800円 + 税)
978-4-87791-229-1 C3031 289頁
総力戦および冷戦という二つの戦争が東アジア地域につくり上げた秩序を、アジア太平洋国家としての米・ロ・中・日をはじめとした東アジアの政策変容を追究し国際政治学の原点に立ち返って考察した。 (2012.4.4)
定価 (本体2,800円 + 税)
ISBN978-4-87791-225-3 C3031 288頁
初めて民法を学ぶ人のための入門書。民法が日常生活においてどのように運用され、どのような機能を発揮しているのか。事例を示しながら話しことばで書かれた民法全体を解説する「民法の本」である。 (2012.3.28)
定価 (本体3,200円 + 税)
ISBN978-4-87791-228-4 C1032 317頁
エネルギー問題、生物多様性、環境保護、国際法、サステイナビリティ学といった視点から、人間活動が生態系のなかで将来にわたって継続されることは、平和の実現と統一されていることを示唆する。 (2012.3.28)
定価 (本体1,400円 + 税)
ISBN978-4-87791-224-6 C3031 175頁
グローバル化の世界的潮流のなかで、東アジア諸国における法制度の改革、整備作業の急速な進展を受けて、(1)西洋法の継受の過程、(2)戦後の経済発展のなかでの制度整備、(3)将来の公法学のあり方を模索する。 (2012.3.16)
定価 (本体3,400円 + 税)
ISBN978-4-87791-226-0 C3032 357頁
高齢化問題にかかわり都市行政、介護の課題、所得分配に及ぼす影響、税法との関連さらに少子高齢化などの対策、中国における戸籍人口・常住人口の高齢化、流動革命と都市「群租」現象など事例研究をとおして論ずる。 (2011.12.20)
定価 (本体2,800円 + 税)
ISBN978-4-87791-223-9 C3031
地球規模で解決が求められている緊急課題である保健・医療の問題を実践的な視点から、地域における人々の生活と疾病・保健の現状に焦点を当て、社会的な問題にも光を当てる。 (2011.11.1)
定価 (本体1,400円 + 税)
ISBN978-4-87791-222-2 C3032 176頁
地球共同体・人権の普遍性・正義・予防原則といった国際人権法、国際安全保障法、国際経済法、国際環境法などの分野における国際法理論の新しい潮流を探り、人類の平和・自由・繁栄をめざす21世紀国際法を展望する。 (2011.10.16)
定価 (本体10,000円 + 税)
ISBN978-4-87791-221-5 C3032 701頁
地域と国連との関係性に着目するとき、これまでの安全保障概念の再検討が求められ、地域機構、地域の国家、国連の果たす役割が新たに問われている。本書では、国際機構論、国際政治学、国際関係学などの立場から貴重な議論が実現した。 (2011.6.18)
定価 (本体3,200円 + 税)
ISBN978-4-87791-220-8 C3032 284頁
発展途上諸国の経済発展および発言権の増大という条件のなかで欧州諸国では欧米間の均衡回復が求められており、「均衡と統合」、「法の支配」を柱とした「全人類が公正に遇される」世界秩序を求める模索が続いている。 (2011.4.1)
定価 (本体5,600円 + 税)
ISBN978-4-87791-219-2 C3031 377頁
東アジアのリージョナリズムの展望は、市民社会および民主主義の成熟こそが保障する。戦前この地域に対して「権力的地域統合」を押しつけた経験のある日本はそのモデルを提供する義務がある。 (2011.3.28)
定価 (本体2,800円 + 税)
ISBN978-4-87791-216-1 C1033 210頁
企業の意欲が自らの成長と地球の維持を両立させられるような国際環境の醸成ビジョンを提示する作業を通して、地球温暖化科学、政策化プロセス、国際交渉の視点などの「企業戦略のためのフロンティア」を追究する。 (2011.3.18)
定価 (本体2,800円 + 税)
ISBN978-4-87791-218-5 C1034
北京政府の「一国二制度」論について、香港、マカオ問題の解決の道筋をたどりつつ、法的諸問題に軸足を置き、国際法・歴史学・政治学・国際関係学・哲学的な視点から文献・比較分析をおこない、解決策を模索する。 (2011.3.12)
定価 (本体5,600円 + 税)
ISBN978-4-87791-217-8 C3031
日・中・韓における「市民の刑事司法参加」を論じた本書は、(1)制度の生成、(2)機能、(3)政治哲学、(4)法文化としての刑事司法、といった側面から光を当て、各国の違いと共通項を見出し制度の今後の充実を促す。 (2011.2.20)
定価 (本体4,200円 + 税)
ISBN978-4-87791-215-4 C3032 280頁
国際システム下における途上国の発展過程を、とりわけASEANを中心に国家・地域・国際システムの各レベルからリンケージ的手法を用いて分析し、見えざる「覇権と周辺」構造への挑戦でもある東アジア地域統合の可能性を追う。 (2011.2.3)
定価 (本体5,600円 + 税)
ISBN978-4-87791-212-3 C3031 382頁
日本、韓国、中国、台湾における都市の貧困および社会保障の特徴と有効性について分析する。また、上海に注目し、貧困と社会保障のあり方の変化を論じる。さらに、稼働層と非稼働層の違い、自立を促す新たな福祉の取り組みに着目する。 (2010.12.15)
定価 (本体2,800円 + 税)
ISBN978-4-87791-214-7 C3031 249頁
核兵器廃絶、通常兵器削減の課題を解決する途を国連の場で追求することを訴える。通常兵器・特定通常兵器、小型武器などについて需要側・生産側の問題点をリアルに描き出し核兵器・武器存在の残虐性を告発する。 (2010.9.20)
定価 (本体2,800円 + 税)
ISBN978-4-87791-213-0 C1031 225頁
「遺伝資源としての生物多様性」をさまざまな角度から論じており、生物の多様性をはじめとした地球の生態から人類が学ぶことの広さおよび深さを知らされる。 (2010.8.10)
定価 (本体1,400円 + 税)
ISBN978-4-87791-211-6 C1032 184頁
第一次大戦以降、文豪トーマス・マンは「政治と文学という問い」に果敢に挑んでいく。二度の世界大戦、ロシア革命、ドイツ革命、ファシズム、冷戦を経た彼の足跡は「20世紀ドイツ精神の自叙伝」として多くの示唆を与える。「非政治的作家」トーマス・マンの政治との知らざれる関係、政治思想の体系的研究。 (2010.7.24)
定価 (本体5,400円 + 税)
ISBN978-4-87791-209-3 C3031 343頁
新たな局面に入った国連の地球規範; 感染症の問題、被害者の視点からの難民問題、保護する責任論、企業による人権侵害と平和構築、核なき世界の課題など。人や周囲への思いやりの観点から地球規模の規範を考える。 (2010.7.1)
定価 (本体3,200円 + 税)
ISBN978-4-87791-210-9 C3032 297頁
「いのちの尊厳」をめぐり法文化論的探求をおこなう。いのちをめぐる、歴史の中の、医療技術・いのちの尊厳、家族崩壊の中での、それぞれの「生と死の法文化」を追究する。 (2010.6.21)
定価 (本体3,400円 + 税)
ISBN978-4-87791-208-6 C3032 255頁
法文化という独自の視点から「名誉と不名誉の法的原理」の追究を通して、その裏に潜在している「文化的原理」および世界各地の「精神」を明らかにし、よりよく共存する世界の方途について学問的示唆を提示する。 (2010.6.10)
定価 (本体3,600円 + 税)
ISBN978-4-87791-207-9 C3032 269頁
従来の物品貿易に加えサービス貿易が交渉の対象となったほか、投資、環境問題、競争政策等が議論されているWTOの現代的課題を考察する。(2010.3)
定価 (本体5,400円 + 税)
ISBN978-4-87791-206-2 C3032 283頁
地球規模の課題を調査研究、世界に提言し、それに携わる若い人材の育成に尽力する国連大学。その活動を支援する国連大学協力会(jfUNU)のレクチャー・シリーズ(2)はアジアの視点から の「平和と開発のための教育」。(2010.3)
定価 (本体1,400円 + 税)
ISBN978-4-87791-205-5 C1032 155頁
人間の安全保障、国際レジーム論・国際組織論、文化触変論の視点から、さまざまなアクターの関与を検討し、国際的予防措置の形成・成立を跡づけ、一世紀に亘る国際衛生会議などの活動が各国に受容されていく過程を追う。(2010.1)
定価 (本体5,600円 + 税)
ISBN978-4-87791-202-4 C3031 303頁
「生きる意味」を問い続ける「世界政治を思想する」書。国際政治理論の超え方、文化的次元での世界政治の読み解き方、歴史的現代における知覚の再構成、平和のあり方を論じ日常の転覆を排除せず「生きること=思想する」ことを追究する。 (2009.12)
定価 (本体2,600円 + 税)
ISBN978-4-87791-204-8 C1031 269頁
「生きる意味」を問い続ける「世界政治を思想する」書。国際政治理論の超え方、文化的次元での世界政治の読み解き方、歴史的現代における知覚の再構成、平和のあり方を論じ日常の転覆を排除せず「生きること=思想する」ことを追究する。 (2009.12)
定価 (本体2,800円 + 税)
ISBN978-4-87791-203-1 C1031 296頁
住宅、食べ物、リサイクル、景観といった課題に、それぞれ利害関係を持ちながら地域住民や自治体が法的・制度的・財政的にどのように対応しようとしているのか、東京、ソウル、上海などを事例に論ずる。 (2009.11)
定価 (本体3,800円 + 税)
ISBN978-4-87791-200-0 C3031 283頁
「東アジア共通法」は可能か、可能であるとすれば、それはいかなる形をとるのか? この問に学問的に答える前提として、本書は、東アジアにおける「伝統的法文化と近代法の継受」問題についての日中韓3国における研究の現状と将来について考える。 (2009.11)
定価 (本体4,800円 + 税)
ISBN978-4-87791-201-7 C3032 287頁
日中の研究者により、グローバライゼーション下の「北東アジア地域協力の可能性」を追求し、「歴史認識問題」認識の重要性を確認し、アメリカの存在を捉えつつ「国際公共政策空間の構築の可能性」を探る。 (2009.10)
定価 (本体3,800円 + 税)
ISBN978-4-87791-199-7 C3031 279頁
英語圏文化および民族の主体性としての文化資本を駆使し経済成長を遂げた多民族都市国家シンガポールは、世界史・アジア史の激変のなかで持続可能な成長を目指して文化的アイデンティティを模索し、苦闘している。 (2009.8)
定価 (本体5,400円 + 税)
ISBN978-4-87791-198-0 C3036 347頁
日本、韓国、北朝鮮、中国、インド、パキスタン、イラン、イスラエル、ロシアなど複雑な事情を抱えたアジアの核拡散状況を見据え、世界規模での核廃絶に向けての取り組みを続け、取り組もうとする方々へ贈る基本書。 (2009.7)
定価 (本体2,800円+税)
ISBN978-4-87791-197-3 C1031 235頁
事例研究の記述を通して理論的思考ができるようにし、国際関係政治学の基礎的な概念、理論、歴史的な事実を把握できるようにした。多様なテーマは物語りのように叙述され親しみやすい書になっている。大学の講義用に構成されている。 (2009.6)
定価 (本体2,800円 + 税)
ISBN978-4-87791-196-6 C1031 313頁
地球的課題に取り組み、国際社会で独自に行動する行為主体としても国連の活動をたどり未来を展望してきた本シリーズの10巻目の本書では、改めて国連に関する「研究」に光を当て学問的発展を期す。 (2009.6)
定価 (本体3,200円 + 税)
ISBN978-4-87791-195-9 C3032 309頁
第1部で国際的な人権保護のメカニズムを、歴史、国連システム、普遍的人権条約、地域的人権条約の視点から整理し、第2部では「開発と人権」まで踏み込んで人権の具体的内容を解説した入門書である。 (2009.6)
定価 (本体2,800円 + 税)
ISBN978-4-87791-194-2 C3032 289頁
法の実効性を支える法意識・コンセンサスと相互に影響を与え合うネゴシエイションを法文化から捉えなおす作業は、法意識・コンセンサスが情報の影響を受けやすいことから、情報の時代の今日における意義は大きい。 (2009.6)
定価 (本体3,600円 + 税)
ISBN978-4-87791-190-4 C3032 247頁
法の形成・運用に携わり、これを担う人たちを法文化現象として捉える本書では、地域的・時代的に種々の法文化における多彩な「法の担い手たち」を取り上げ、論じている。 (2009.5)
定価 (本体3,800円 + 税)
ISBN978-4-87791-192-8 C3032
経済のグローバル化、国際化論をベースに、輸出入・現地生産・資本提携など自動車市場の変化、その調整過程を分析し、これまでの日米自動車摩擦の実態を国際政治経済学の視点から政治・経済領域での相互作用を追跡する。 (2009.4)
定価 (本体5,400円 + 税)
ISBN978-4-87791-193-5 C3031
新たなアメリカとアジアとの関係を考えるうえで、20世紀半ばの文化冷戦の歴史的考察は避けて通れない。世界規模で進められた米国の広報宣伝活動のうち、本書では日本、韓国、台湾、フィリピン、ラオスでのその実態を考究する。(2009.3)
定価 (本体2,800円 + 税)
ISBN978-4-87791-191-1 C1031
1967年の第三次中東戦争から米軍によるバクダッド占領までの40年に及ぶ「サイクル収束期」の位置づけを含め、20世紀後半の〈イスラーム現象〉が遺した現代世界における被抑圧者解放への理論的諸課題を探る。(2009.3)
定価 (本体3,200円 + 税)
ISBN978-4-87791-189-8 C1031
イギリスは家族法領域および児童保護法領域の接点である「子の利益保護」について、1601年から保護すべき子の利益原則についての確立に努め、そこでの法制度の基本原理の構造、さらに現在における法的展開を追究する。(2008.11)
定価 (本体5,200円 + 税)
ISBN978-4-87791-188-2 C3032
東南アジア歴訪、日印提携、日中関係、レバノン危機とアラブ・アフリカ外交そして訪欧、在日朝鮮人の「北送」など岸政権の軌跡の政治的深奥を見極めつつ日本の「アジアとの真の和解」、「独立の完成」を模索する。(2008.11)
定価 (本体5,400円 + 税)
ISBN978-4-87791-186-7 C3031
水不足が深刻化されはじめた今日、本書では水道事業における中国・韓国・プノンペン・マニラ・日本での改革の変遷を主に扱いながら、近年登場した民営化論とのかかわりで、公営企業の今後の展開を追究する。(2008.9)
定価 (本体3,800円 + 税)
ISBN978-4-87791-187-4 C3031
とりわけ今世紀に入り、変動著しい世界社会において国連もまた質的変容を迫られている。「国連憲章体制への挑戦」とも言える今日的課題に向け、特集とともに独立論文、研究ノートなどが理論的追究を展開する。(2008.6)
定価 (本体3,200円 + 税)
ISBN978-4-87791-185-0 C3032
「国際社会」を、規範・法・制度あるいは歴史、思想、文化といった分野との関連で広く政治学の文脈で位置づけ、個別の事例検証をおこないつつ「国際社会」概念を整理・体系化し、その意義と限界を追究する。(2008.6)
定価 (本体3,600円 + 税)
ISBN978-4-87791-180-5 C1031
中国の台頭により、北東アジアにおける旧来からの諸問題に加え、新たな諸問題が提起され再構成を迫られている今日の事態を見すえ、アメリカの光と影の存在を取り込んだ日中関係再構築の研究である。(2008.5)
定価 (本体3,800円 + 税)
ISBN978-4-87791-184-3 C1031
民軍関係の理論的考察をおこない、文民組織および軍事組織からの視点でみた民軍関係の課題を論じ行動指針を整理する。そのうえに立って民軍関係の課題に関する事例研究をおこなう。(2008.5)
定価 (本体3,400円 + 税)
ISBN978-4-87791-181-2 C1031
歴史的意味でのフロンティアを再点検し、北欧、バルト諸国、ウクライナなどとの関係およびトラフィッキングの実態にも光を当て、内と外との「EUのフロンティア」を多岐にわたって考察する。(2008.4)
定価 (本体3,800円 + 税)
ISBN978-4-87791-177-5 C3031
北東アジアの国際協力に再び大きな期待が寄せられているロシア極東。90年代の混乱・停滞の政治的背景を中央・地方関係の側面から分析し、現在の「集権化」の意味、そして今後の展望を示す。(2008.4)
定価 (本体5,400円 + 税)
ISBN978-4-87791-179-9 C3031
哲学が政治にかかわる「あかるさ」、政治が哲学にかかわる「くらさ」のなかで「光」の哲学の一環として「想像的なもの」の存在論を展開したスフラワルディーの思想を、その政治的死との連関において政治哲学として読む。 (2008.5)
定価 (本体5,200円 + 税)
ISBN978-4-87791-183-6 C3031
東京の国際連合大学でおこなわれたシンポジウム「より良い世界に向かって―国際社会と法の支配」の記録である。本書は国際法、国際司法裁判所が市民の日常生活に深いかかわりがあることを知る機会を提供する。(2008.4)
定価 (本体1,400円 + 税)
ISBN978-4-87791-182-9 C1032
人種主義の被害を受けながら、移住先の国々でさまざまな貢献をしている何世代にわたるアジア系、アフリカ系移住者たちの不安、願望といった人間としての諸相を明らかにしようとする暗中模索の書である。(2008.3)
定価 (本体3,200円 + 税)
ISBN978-4-87791-178-2 C1031
人間の安全保障をキー・ワードとして、平和構築・人権保障・開発など国際社会におけるさまざまな課題に対処している国際機構の活動とそれらをめぐる法的、政治的諸問題について解明を試みた。(2008.2.14)
定価 (本体2,000円 + 税)
ISBN978-4-87791-176-8 C1031
手続き法としての国際環境損害の未然防止を目的とする通報協議義務の機能と特徴を、事後賠償の実体法としての国際法の限界との対比・分析することによって明らかにする。(2008.2)
定価 (本体5,000円 + 税)
ISBN978-4-87791-161-4 C3032
19世紀後半および20世紀初頭の多元的国家論の源流となったギールケの団体思想、政治思想の解明をとおして、主権国民国家を基軸とする現代の政治システムに対するオルタナティブを探る。(2007.12)
定価 (本体5,400円 + 税)
ISBN978-4-87791-172-0 C3031
東西冷戦、中ソ対立、ベトナム戦争、アフリカ新興諸国の登場などを歴史的背景としながら、蒋介石外交の二面性に隠された一貫性に対し、アメリカ外交政策の決定過程を貴重な一次資料にもとづいて跡付けた。(2007.12)
定価 (本体5,400円 + 税)
ISBN978-4-87791-175-1 C3031
東アジアの大都市での人口変動の推移、不動産価格の変動などによる住民生活への影響を検討し、政府・自治体による対応を整理する。さらにインナーエリアの実態、環境改善、コミュニティーの対応などを課題として提起する。(2007.10)
定価 (本体3,600円 + 税)
ISBN978-4-87791-174-4 C3031
アメリカの連邦信用計画・政策金融を政府機関および政府系金融機関の活動に焦点を当て、産業政策・経済動向といった歴史的推移の中で分析し、あらためてわが国における政策金融のありかたを考える。 (2007.8)
定価 (本体5,400円 + 税)
ISBN978-4-87791-173-7 C3033
本書は、キケロー・古典期ローマ法・イギリス契約法・無名契約、引渡の正当原因・典雅法学・ヘーゲルの契約論・婚姻・所有権移転におけるコンセンサスの意味を明らかに する。 (2007.7)
定価 (本体3,600円 + 税)
ISBN978-4-87791-170-6 C3032
包括的な紛争予防、平和構築の重要性が広く認識されている今日、国連平和活動と人道援助活動との矛盾の克服など平和構築活動の現場からの提言を踏まえ、国連による平和と安全の維持を理論的に追及する。 (2007.6)
定価 (本体3,200円 + 税)
ISBN978-4-87791-171-3 C3032
課題を歴史的・世界的視野からとらえ、軍事的視点より政治的視点を重視し、理念的方向を内在させるよう努めた本書は、大胆な問題提起をおこなっており、今後の朝鮮半島問題解決へ向けて重要なシグナルを送る。 (2007.3)
定価 (本体3,200円 + 税)
ISBN978-4-87791-169-0 C1031 302頁
第二巻を承けて2004 年までの判決および意見を集約し、解説を加えた。事件概要・事実・判決・主文・研究・参考文献という叙述はこれまでの形式を踏襲し、索引もまた読者の理解を助ける努力が施されている。 (2007.3)
定価 (本体8,000円 + 税)
ISBN978-4-87791-167-6 C3032 620頁
第二次世界大戦の再評価をめぐって、60年前の失敗と教訓を探りだし、戦後の欧州の経験、アジアでの軌跡をたどりつつ21世紀の新世界秩序へ向けて白熱した議論が展開される。 (2007.3)
定価 (本体3,200円 + 税)
ISBN978-4-87791-168-3 C1031 294頁
本巻は、見直しを 迫られている国連のPKOの展開を、1997年以降2004年末までを扱い、前巻同様の解説・資料と併せて重要文書の抄訳も掲載し、この分野における全体 像を理解できるように配慮した。 (2007.2)
定価 (本体10,000円 + 税)
ISBN978-4-87791-166-9 C3032 859頁
冷戦後「唯一の超大国」となったアメリカをわれわれはどう理解すればよいのか。国際システム、二国間関係、国内政治過程に注目し、政治学者、国際法学者、地域研究者が複雑なアメリカの政治外交を解剖する書(アナトミー)。 (2006.12)
定価 (本体3,400円 + 税)
ISBN978-4-87791-165-2 C1031 339頁
国際関係、安全保障、共同体秩序論、朝鮮半島をめぐる課題、歴史問題とその清算、日本外交、学術交流、局地経済圏構想、市場経済化と移行経済、人の移動と移民集団、文化、スポーツ交流など現代北東アジアが一望できる。 (2006.10)
定価 (本体3,000円 + 税)
ISBN978-4-87791-164-5 C3031 324頁
東京、ソウル、香港、上海を素材に低所得住民個々人の生活実態に着目し、二極分化に至る多様性の追及をとおして、グローバル化が東アジアに与える影響を実証的に考察し、二極分化の打開の方向性を探索する。 (2006.10)
定価 (本体3,200円 + 税)
ISBN978-4-87791-163-8 C3031
アジア太平洋地域に属する日本とオーストラリアは、超大国アメリカとの同盟関係を基盤に安全保障政策を築いてきた。これまでの安全保障政策を批判的に検討し、日豪が地域と世界の平和に貢献できる道を多国間主義に探る。 (2006.9)
定価 (本体4,800円 + 税)
ISBN978-4-87791-162-1 C3031 305頁
ロシア極東への中国人移民、日本のロシア人・中国人・コリアンコミュニティ、朝鮮半島とモンゴルにおける移民 などを通して北東アジアの人口動態傾向と移民パターンを探り、越境人流が提示する課題を明らかにする。 (2006.6。20)
定価 (本体6,000円 + 税)
ISBN978-4-87791-160-7 316頁
国連による国家構築活動での人的側面・信頼醸成活動、平和構築活動、あるいは持続可能性の目標および指標などから、持続可能な開発の新しい理論的、実践的な過程を描き出す。 (2006.5.31)
定価 (本体3,200円 + 税)
ISBN978-4-87791-159-1 338頁
改革・開放期における市場経済化を契機とする農村地域の社会変動に対応して、基層政権が下位の社会集団、利益 集団といかなる関係を再構築しつつあるか、コーポラティズム論といった政治社会学の方法論を引証して跡づけ、農村地域の統治構造の再編のゆくえを考察する。 (2006.5.10)
定価 (本体5,200円 + 税)
ISBN978-4-87791-156-0 265頁
越境する近代という視点から、国際関係論におけるヘゲモニー概念(「覇権」概念)を批判的に検討することで、近代社会科学と現代政治、そして人間の在りようを考える。 (2006.4.20)
定価 (本体5,000円 + 税)
ISBN978-4-87791-155-3 C3031 256頁
Poena Extraordinariaと呼ばれる刑事法上の概念が、刑事法の啓蒙主義的改革において果たした役割と意義について、カルプツォフの刑事法理論を取り上げつつ、仮説を提示し刑事法近代化前夜に光を当てる。 (2006.3.20)
定価 (本体4,200円 + 税)
ISBN978-4-87791-154-6 C3032 196頁
ワシントン条約レジームの分析を通じて、地球環境ガバナンスの鍵を握るレジーム発展プロセスの全体像を照らし出す野心的な試みの書。 (2006.2.10)
定価 (本体5,800円 + 税)
ISBN978-4-87791-152-2 C3031 331頁
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